日本の印に興味を持ったキッカケ

2002年にNIDの研究生として日本に留学しました。
その時、たまたま図書館で家紋の本を手に取ったことがキッカケですね。もともと、伝統的なものが好きだったので、そこからどんどん楽しくなっていきました。
2007年に千葉大学の博士課程に進み、家紋の研究をしようと思っていたのですが、家紋の調査で訪れた千葉県佐原市(現:香取市)で偶然家印に出会い、家紋に比べ家印の研究がされていなかったため、家印の研究にシフトチェンジしました。

センセイが思う家紋・家印の魅力

家紋は、和のデザインの完成形だと感じています。
種類も3000ほどありますし、和のデザインを学ぶなら家紋からがオススメです!

手がけたプロジェクトなど

長岡市摂田屋の長谷川酒造さんのロゴマークを手がけました。長谷川酒造さんは、当時ロゴマークがありませんでした。蔵の壁にあった「マルチョーヅル」の蔵印を使って考えました。採用されるまでに1年もかかりました。(笑)

受験生にヒトコト

名のある美大の中でも、私以上に日本の印について話せる人はいないと自負しています!和モダンを学びたいなら、ぜひNIDに、私のところに来てください!