1年次 視覚コンピュータ基礎演習

IllustratorとPhotoshopというソフトの基本操作を学びます。Illustratorとは、イラスト制作やロゴタイプや図面、広告やパッケージなどのデザインをする際に使用されている描画ツールです。Photoshopとは、写真やイラストレーションなどの画像を加工する際に使用されるソフトウェアです。


課題例:Illustratorを使ったロゴの模写、田中一光ポスターの模写、Photoshopを使った自分自身の写真加工など

2年次 視覚コンピュータ

2年次は、既存の作品の模写のような縛りの強い課題ではなく、取材内容やレイアウトのデザインを自分で考える、より自由度の高い課題が出されます。ソフトは、Illustrator、Photoshopだけでなく、Indesignという冊子をつくるためのソフトとXDというwebデザインに特化したソフトの基本操作も学びます。


課題例:「私しか知らない長岡」をテーマに、独自に取材し、レイアウト等をデザインし、小冊子をつくる。

3年次 伝達デザインコース

3年次は、伝達デザインコースと表現デザインコースの2つの希望コースに分かれます。伝達デザインコースは、『問題解決』をテーマに、ポスター、パッケージデザイン、新聞広告、企画、フリーワーク、広告の計6課題があります。


課題例:JAGDA学生グランプリのポスター制作、日本酒のパッケージデザイン

3年次 表現デザインコース

表現デザインコースは伝達デザインコースとは対照的に、『問題提起』をテーマに、課題を通して自己の表現の追求を行います。中間発表と最終発表の2回の自己の作品の発表は、特に厳しく力を入れています。


課題例:前期は、表現の幅を広げるために過去のアーティストの表現方法の模倣をする。後期は、好きなテーマで制作を行うミニ卒研。最終的に作品集にしてまとめる。

4年次 卒業制作

卒業研究は個人または共同でテーマを設定して、1年を通して制作や論文の作成を行います。制作の進め方は、研究室によって異なります。前期の最後である7月末に1回目の中間発表、後期の11月半ばに2回目の中間発表、そして1月末に最終発表があり、その後卒業研究展を行います。


デジタルデザインアトリエ

デジタルデザインアトリエは、視覚デザイン学科の学生なら自由に使うことができる教室です。備え付けのコンピュータ(Mac)や、スキャナー、レーザープリンターなどが使用可能です。レーザープリンターはポイント制で、事前に使用したいポイント分だけお金を払っておきます。白黒印刷なら10pt、カラー印刷なら50ptで印刷ができます。(1pt=1円)普通紙だけでなく、自分で用意した特殊な紙(例えば、和紙、クラフト紙、トレーシングペーパーなど)を使って印刷をすることもできます。

映像スタジオ

写真・映像を撮影するための教室です。教室の大きさ順にA、B、Cの3種類があります。背景紙や大型・小型照明機材、物撮り用の撮影台、コンピュータ(Mac)など、様々な機材が完備されています。スタジオ予約をしておくと、予約した時間に自由にスタジオで撮影を行えます。また、デジタル一眼レフカメラと三脚を無料で借りることができ、自由に持ち運んで使用することができます。

関口カメラ

大学と長岡駅の中間地点付近にある、写真屋さんです。学校のレーザープリンターは用紙サイズの対応がA3までなので、A3より大きい紙に印刷する場合は、こちらのお店で大判出力を依頼します。造形大生特別価格となっており、一般の方より安く印刷できます。紙の種類は、マット紙、半光沢写真用紙、和紙などがあります。用紙サイズはA2〜A0、B3〜B0に対応しています。

文具館

大学から少し離れたところにある、文房具屋さんです。印刷できる特殊な紙が豊富に揃っているため、視覚デザイン学科の学生はよく利用します。光沢紙や半光沢紙、写真用光沢紙、和紙などがあります。また、箱を作るときに必要な大型の芯ボールも売っています。他にも、絵の具やスケッチブックなどの基本的な画材も揃っており、大変便利です。


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